こんにちは。　システム担当の矢野です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族　野村開発株式会社」です。

独立行政法人　情報処理推進機構（IPA）から「情報セキュリティ10大脅威2023」（URL：https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2023.html）が公開されています。

IPAは経済産業省のIT政策実施機関であり、“頼れるIT社会”の実現を目指して取り組まれているそうです。

IPAでは毎年、前年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から脅威候補を選出、順位付けしています。

「個人」と「組織」という異なる立場で、それぞれの脅威を順位付けし、立場ごとに「情報セキュリティ10大脅威」を公開しています。

今回の第8位に「インターネット上のサービスからの個人情報の窃取」が選ばれています。

現代のデジタル時代において、ソーシャルメディア、オンラインショッピング、ウェブメールなど、私たちはインターネット上でさまざまなサービスを利用しています。

しかし、利用する上で、注意が必要な側面も存在します。

その中で、気をつけなければならないのが、「個人情報の窃取」という問題です。

個人情報は、私たちの氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報、さらにはウェブサイトやアプリでのアカウント情報など、私生活に関わる重要な情報です。

この情報が悪意ある人々の手に渡ると、さまざまなリスクが生じる可能性があります。

個人情報の窃取は、オンライン環境でのセキュリティの脆弱性を悪用することによって起こります。

その脆弱性は、安易なパスワード、セキュリティの欠陥を持つウェブサイトやアプリ、偽装された電子メールなど、さまざまな方法で悪用されています。

しかし、これらには幸いにも、私たち自身が取ることのできる対策があります。

まず、強力なパスワードを使用することが重要です。

簡単に推測されるようなパスワードや、同じパスワードを複数のアカウントで使用することは避けましょう。

パスワードを管理するサービスやアプリを利用することもおすすめです。

また、二要素認証を有効にすることも大切です。

二要素認証は、パスワードに加えて、別の要素（例：スマートフォンに送られる認証コード）を必要とするセキュリティ機能です。

これにより、不正アクセスを防ぐのに役立ちます。

さらに、怪しい電子メールやウェブサイトに注意を払うことも大切です。

信頼できない電子メールのリンクをクリックしたり、個人情報を提供したりする前に、送信元やウェブアドレスを確認しましょう。

最後に、定期的なソフトウェアのアップデートもセキュリティを強化することです。

ウイルス対策ソフトウェアやアプリ、オペレーティングシステムを最新のバージョンに保つことで、悪意ある攻撃から守られる可能性が高まります。

個人情報の窃取は現代のデジタル社会におけるリスクの一つですが、適切な対策を取ることで、自身を守ることができます。

安心してオンラインサービスを楽しむために、セキュリティ意識を高め、適切な対策を講じることが大切です。

あなたのコンピュータと個人情報を守るために、健全な判断力が最も重要です。

インターネットを楽しむ際に、安全を確保することを忘れずに！

野村開発株式会社　システム家　矢野陽一

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