こんにちは。　総務の相原です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族　野村開発株式会社」です。

野村開発では、令和５年に健康宣言（※）を行い、担当より従業員やその家族、ご縁のある皆様の健康増進にお役に立てるよう、有益な情報を発信してまいります。

今回は、脚の健康についてお話しします。

みなさんは「腓骨筋腱炎（ひこつきんけんえん）」という言葉をご存知でしょうか？
少しマイナーではありますが、実は私たちの日常生活の中でも起こり得る足のトラブルのひとつです。

腓骨筋腱とは、ふくらはぎの外側から足首を通り、足の外側を支えている筋肉と腱のこと。

この部分に炎症が起きた状態を「腓骨筋腱炎」といいます。

たとえば、外くるぶしの下や後ろ側に痛みを感じたことはありませんか？

その痛み、捻挫でも打撲でもないのに原因が分からない…そんなときは腓骨筋腱炎を疑ってみてもよいかもしれません。

以下のような癖や姿勢がある方は、腓骨筋腱炎を引き起こしやすいとされています。

・無意識に足の外側に体重をかけて立っている
・歩くとき、親指が浮いているような感覚がある
・つま先立ちをすると、外くるぶしが内側に傾いている
・靴のかかとが極端に擦り減っているのに気にせず履き続けている

こうした癖は、足の外側から足裏にかけての筋肉に負担をかけ、腱に炎症を起こしてしまう原因になります。

腓骨筋腱炎の厄介なところは、痛みの原因に気づきにくく、つい湿布や痛み止めなどの「対症療法」で済ませてしまう点です。

しかし、根本的な原因が改善されないまま放置すると、慢性的な痛みや歩行バランスの崩れを引き起こし、最悪の場合、足首の不安定さや関節の変形にまで発展することもあります。

では、どうすればこの腓骨筋腱炎を予防できるのでしょうか？

日常生活の中で次のことを意識してみてください。

・足の外側に重心をかけず、身体の中心でまっすぐ立つ
・歩くときは「かかとから着地、つま先で蹴る」動作を意識する
・靴のかかとの減りを定期的にチェックし、必要があれば早めに修理・交換する

これらのポイントは、腓骨筋腱炎だけでなく、ひざ・腰など他の部位の痛みの予防にもつながります。

足は身体を支える大切な土台です。

たった一つの小さな痛みも「いつものこと」「大したことない」と見過ごさず、自分の身体の声に耳を傾けてみてください。
日々のちょっとした意識で、将来の健康寿命が変わってきます。

あなたの足が、いつまでも元気に歩き続けられるよう、今からケアを始めてみませんか？

私たち総務部門は、従業員とその家族、お付き合いのある皆様の健康・メンタルヘルスを願い、様々な形で情報を発信しております。
皆様が健やかに活き活きと過ごされますよう、この情報がお役に立てると幸いです。


野村開発株式会社　相原大蔵

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