【リチウムイオン電池使用製品の正しい捨て方とは?―知立市の事例から考える安全な廃棄方法―| 野村開発

query_builder 2026/05/26
不動産売買不動産管理リフォーム地域情報
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こんにちは。広報部門の佐藤です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。

弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族 野村開発株式会社」です。


前回のコラムでは、ナフサショックの影響によるごみ袋不足の問題を取り上げ、資源価格の変動が私たちの生活に与える影響についてご紹介しました。
(前回記事はこちら → https://81-1736.com/column/c6817-20260523105845/
ごみ処理やリサイクルは、単なる“廃棄”ではなく、社会全体の仕組みと深く関わっています。

こうした背景を踏まえると、日々のごみの出し方を見直すことは、これまで以上に重要になっていると言えるでしょう。


その中でも今回注目したいのが、「正しく処分しないと危険を伴うごみ」です。

今回は特に、リチウムイオン電池を使用した小型家電の廃棄方法について、知立市の取り組みを例にご紹介します。


スマートフォンやモバイルバッテリー、電動歯ブラシなど、私たちの生活に欠かせない小型家電。

その多くに使われているのが「リチウムイオン電池」です。

しかし便利な一方で、廃棄方法を誤ると火災事故につながる可能性があることをご存じでしょうか。


近年、全国的にごみ収集車や処理施設での発火事故が増加しており、その原因の多くがリチウムイオン電池です。

電池は内部に強いエネルギーを蓄えており、圧力や衝撃によってショートすると発熱・発火する危険があります。

特に、家庭ごみの中に混入された場合、収集・処理の過程で破損し、火災を引き起こすケースが問題となっています。




こうした背景から、知立市ではリチウムイオン電池等を含む製品の分別ルールを明確化し、「発火性危険物」として回収する取り組みを行っています。

これには、従来の電池単体だけでなく、電池が内蔵された小型家電も含まれる点が特徴です。

具体的には、モバイルバッテリー、電子タバコ、ハンディファン、電気シェーバー、電動歯ブラシ、ゲーム機などが対象となります





廃棄の際に重要なのは、まず「通常のごみ集積所には出さない」ことです。

知立市では、市役所環境課窓口または不燃物処理場への持ち込みが必要とされています。

また、電池が取り外せる場合は必ず取り外すこと、さらに放電(使い切ること)と絶縁処理(端子部分にテープを貼る)を行うことが求められています。

これらの対応を行うことで、輸送や保管中の事故リスクを大きく低減できます。



また、経済産業省も同様に、小型二次電池については適切なリサイクルルートを利用することや、一般ごみに混ぜないことを強く呼びかけています。

適正な処理は資源の有効活用にもつながり、持続可能な社会の実現に寄与します。




さらに注目したいのが、「捨てる前に再利用を検討する」という視点です。

知立市では、民間サービスと連携し、まだ使える家電をリユースする取り組みも推進しています。

不要になった製品でも、誰かにとっては価値あるものとなる可能性があります。

廃棄と再利用の両面から考えることが、これからの時代に求められる行動といえるでしょう。



 リチウムイオン電池は便利な反面、取り扱いを誤ると大きな事故につながります。

一人ひとりが正しい知識を持ち、適切に分別・廃棄することが、安全で環境に優しい社会づくりの第一歩です。

前回の内容とあわせて、日々の暮らしの中での「捨て方」を見直し、安心して暮らせる地域づくりに少しずつ取り組んでいきましょう。



ごみは単なる消耗品ではなく、地域の環境や仕組みと密接に関わる存在です。
この機会に、身近な取り組みを見直しながら、持続可能な暮らしに目を向けてみてはいかがでしょうか。



本記事は現時点での情報をもとにまとめています。

今後の状況変化も考えられるため、最新の情報は各自治体の発信をご確認いただくようお願いいたします。



野村開発株式会社 佐藤奈都子




(参考)

知立市HP「リチウムイオン電池を使用した小型家電など廃棄方法 」ページ

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