こんにちは。住まいる大家族　代表の野村です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族　野村開発株式会社」です。

今回は、2月初めにスリランカを訪問したのでその話をご紹介させていただこうと思います。
　
個人と会社でワールドビジョンのチャイルドスポンサーという海外支援の寄付を毎月４５００円行っており、支援しているチャイルド2人に会うためと、学校建設の寄付も行ったので、その現地を訪問してきました！

皆さんスリランカと日本とのご縁を知っていますか？
1951年のサンフランシスコ講和条約の際、日本を東西ドイツのように分割することが話し合われており、ロシアなどから４分割することを強く求められておりました。

そんな中で後のスリランカ大統領となるジャヤワルダナさんがスピーチをされ、「憎しみは憎しみによってではなく、愛をもって消える」と言う仏陀の教えを訴え、「スリランカは日本に対する一切の賠償を放棄する」と宣言されたことで、会議の流れが変わり、日本は分割統治されずに済んだのです。（写真１）

ジャヤワルダナさんにご恩をお返しすることはできませんが、このご恩送りをスリランカのためにしていきたいと思いました。

ワールドビジョン現地事務局から支援する地域の状況を聞いたところ、その地域はスリランカでも2番目に貧困のエリアで、世帯に収入のある成人が1人もいない家庭が57%もあるとのことでした。

この地域の産業は農業がほとんどで、自給自足の生活で暮らしているようで、学校に通うなどの水や病院などのインフラも整っていないので、そう言った施設の支援も進めながら、働ける場所の創出もしているところでした。（写真２）

寄付で作った学校は、保護者や地域の人たちが作業員となって建築をされたようで、お披露目会にも多くの方が来ていました。

苦しい環境の中、みんなで助け合って生活を送っており、自分たちの生活を良くしていくために、勉強することに期待をもって取り組んでいることが伝わってきました。（写真３、４）

４年前から支援している子ども2人は、とても輝く笑顔で迎えてくれて、医者やエンジニアになりたいと言う将来の夢を語ってくれました！（写真５、６）

野村開発株式会社　代表取締役　野村智之

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