こんにちは。　お部屋探し担当の吉田です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族　野村開発株式会社」です。

前回に引き続き、２回にわたり騒音に関するお話をさせていただいております。

今回は、実際にお住まいをお探しになる際の騒音の面からのポイントや、静かに暮らすための工夫についてお話しいたします。

［静かな環境で暮らしたいならチェックしておくべき5つのポイント］
図面を見たとき、内見したときにチェックした方がいいポイントがあります。

1. 周辺に幹線道路、駅、学校など人が集まりやすい施設がないか
幹線道路や線路に面していても、建物が密集していると遮音壁の代わりになります。

たとえば自分の住居から1区画でも離れていれば、気にならない程度の音に低減されます。道路と住居の間にまったく建物がないと、少々距離があっても車や電車の音が聞こえてしまいます。
あわせて窓の構造もチェックしておくといいでしょう。

ガラスが厚かったり、二重窓になっていたりすれば、外の騒音はほとんどカットできます。

2. 過去に騒音トラブルが起きていないか
過去に騒音トラブルが起きていないかを不動産屋に聞いてみましょう。
特定の施設は重要事項説明書かもしくは直接説明を行うのが義務です。

しかし近隣同士のトラブルは説明義務がありません。

そのため気になる方は自身での確認が必要となります。

3. 角部屋かどうか
隣り合う部屋の数、隣り合う面積が少ない分、角部屋の方が隣人の生活音は気になりません。

音に敏感でどうしても気になってしまう人ははじめから角部屋に住むようにした方が賢明です。

4. ゴミ捨て場と駐輪場、郵便受けはキレイになっているか
直接、防音性の高さや騒音トラブルの防止につながるわけではありませんが、内見に行ったときはゴミ捨て場と駐輪場、郵便受けを必ずチェックするようにしましょう。
「だらしなさ」は生活水準に直結します。
ゴミ捨て場と駐輪場、郵便受けがキレイになっているということは、住人たちにきちんとしている人が多いか、管理会社がしっかり機能しているかのどちらかです。

そうしたアパートやマンションなら住人同士のトラブルが起こる可能性は低いことが予想できますし、たとえトラブルが起こったとしても管理会社がきちんと対応してくれるはずです。

5. 自分が家にいる時間帯が静かかどうか
時間帯や曜日によってまわりの状況が変わることもあります。

飲食店が多い街は、昼間は静かでも夜になるととたんに騒がしくなることがあります。

逆に、幼稚園や小学校が近くにあって昼間は騒がしいものの、夜になると閑静な雰囲気になる街もあります。
ご自分の生活時間にあった環境を探すと良いでしょう。

［今すぐできるアパートで静かに暮らすための工夫］
お引っ越しにはとてもお金がかかります。

音が気になるからとすぐに引越しできる方は少ないと思います。
そんな時、自分でできる工夫は「家具の配置を変える」こと。
隣の部屋と生活空間がぴったり隣接している場合、壁際にいるとどうしても音が聞こえてしまいます。

たとえば、生活空間が隣接している壁に本棚を置けば、それだけで効果的でしょう。

一方ベッドは生活空間と隣接していない部分に置くことで、隣人の生活音のせいで安眠を阻害されることは少なくなるでしょう。

防音性の高い物件は、静かな暮らしができる以外にも、室内の保温性が高まったり、近隣の騒音トラブルを未然に防ぐことができたりというメリットがあります。
物件を探す際、環境・構造・間取りをしっかり確認し、内覧時には足音・建物管理がしっかりしているかに気をつけ決めることをお勧めします。

野村開発株式会社　営業１家　吉田昌子　TEL　0566-81-1736

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