【知立市/地価】必見!土地の価格についてお話しします⑫ 野村開発

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不動産売買地域情報

こんにちは。 土地の売買仲介営業を担当しております清水です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族 野村開発株式会社」です。

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毎回、「土地の価格」について、お話しています。

今回も、第12回「土地の価格」について 清水の私見です。


私は土地の売買仲介営業を担当しており、日々、多くのお客様から「土地の価格は今後どうなるのか?」というご相談を受けています。
不動産の売却は、人生の中でそう何度もあることではありません。

だからこそ、疑問や不安が尽きないのは当然です。

今回は、そんな中でも特に私が気になっている「日本の人口減少」と「土地価格の今後」について、私見を交えてお話しさせていただきます。



■ 89万人減少という衝撃――未来の人口構造が変える土地の価値
先日(4月15日火曜日)の中日新聞朝刊に、「日本人人口が前年から89.8万人減少した」という記事が掲載されていました。
私はこの記事を読んで、改めてこの国の将来に対する危機感を覚えました。

日本の総人口は現在1億2,380万人。

そのうち、14歳以下の人口はわずか11.2%、つまり約1,386万人にとどまっています。

しかもこの数字には、外国籍の子どもも含まれています。

実際の日本人の子どもの数は、さらに少ないでしょう。
しかも、14歳以下の子どもは44年連続で減少中。

昨年の出生数はついに70万人を割る見込みであり、少子化はもはや社会の“背景”ではなく、“前提”として語られる時代に突入しました。

このような状況を受けて、「果たしてこの国で、土地の価値は今後どうなっていくのか」「本当に売却できるのか」と心配されるのは当然です。

私も不動産の仕事をしている以上、現実を冷静に見つめながら、お客様とともに未来を考える必要性を強く感じています。



■ 売却すれば納税? そんなに簡単な話ではありません
よく、「将来的に土地を売却して、相続税や固定資産税の支払いに充てよう」と考えている方がいらっしゃいます。
ですが、この考え方にはいくつかの“落とし穴”があると、私は日々の業務で実感しています。

まず一つは、「すぐに売れるとは限らない」ということ。
地価公示価格や固定資産税評価額で帳簿上は高く見えても、実際の売却価格がそれに届くとは限りません。
むしろ、実際の取引価格はそれを下回るケースも多く、買い手がつかないまま数ヶ月~数年が経過してしまうことも珍しくありません。

次に、「売れたとしても納税期限に間に合わないリスク」があります。
相続税などは原則として相続発生から10ヶ月以内に納付する必要があります。

仮にそのタイミングで売却に出しても、すぐに買い手が見つかるとは限らず、納税資金が間に合わないリスクが生じるのです。

また、土地には「思い入れ」や「家族のつながり」といった目に見えない価値も含まれていることが多く、いざ売却の段になると感情的な葛藤が生じることもあります。
いろいろな意味で、“その時になってから考える”では遅いのが土地の売却なのです。




■ 地価公示価格は“参考値”にすぎない
ここで、少し誤解を解いておきたいのが、「地価公示価格=売れる価格」ではない、という点です。
国や自治体が公表する地価は、あくまで周辺地域の取引事例などを参考にした指標であり目安に過ぎません。
その土地に家が建っているのか、更地なのか、道路に面しているか、隣地との境界は明確か…さまざまな条件により、実際に売却できる価格には大きな幅があります。

つまり、帳簿上の価値だけを見て安心してしまうのは危険です。

現実の市場に目を向け、早めに動いておくことが肝心です。




■ 「いつか売る」は、いま相談を始めるべきタイミング
では、どうすればよいのでしょうか。

答えはシンプルです。
「売却を考えるのはまだ先だけど…」という段階から、専門家に相談すること。

今すぐ売却する必要がない場合でも、将来的な選択肢を整理し、準備しておくことが大切です。
私たちのような不動産仲介業者は、「売る」ことだけが目的ではありません。
「売らないという選択肢」を含めて、お客様の資産にとって最善の道を一緒に考えることが仕事だと思っています。

例えば――
・近隣相場はどうなっているか
・その土地に買い手が付きやすい条件は何か
・税務面で注意すべきポイントはあるか
・相続人が複数いる場合、事前にどんな準備をすべきか

こうした情報を事前に把握しておくだけでも、将来の行動に大きな差が出ます。
逆に、何も準備せずに“その日”を迎えてしまうと、後悔の残る選択になってしまうかもしれません。



■ 「今はまだ早い」は、本当にそうでしょうか?

「今はまだ売る時期じゃない」と考えるお気持ちは、よく分かります。
ですが、“動かないこと”が最良の選択肢だとは限りません。

相続、税金、景気動向、人口構造、近隣環境…
土地を取り巻く条件は刻一刻と変化していきます。

「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、不動産ほどその言葉が当てはまるものはないと私は思います。
売却するかどうかはともかくとして、「今のうちから考え、相談する」という小さな一歩が、将来大きな安心につながるはずです。




■ 終わりに
今回のコラムは、少し堅いテーマだったかもしれません。
しかし、土地は大切な財産であると同時に、時として重荷にもなり得ます。
だからこそ、安心して手放せるように、備えと思考の“種まき”を始めることが何よりも大切です。

「うちはまだ大丈夫」「売るのはもっと先で…」
そう思われた方こそ、今、ぜひ一度ご相談ください。

野村開発では、お客様の不安に寄り添いながら、将来に向けたご提案を行っています。
どうぞお気軽にお声かけください。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
土地をお探しの方、売却したい方のお手伝いをいたします。
ご希望を伺いながら、積み重ねた経験と知識でお客様に寄り添い、条件により近い物件をご紹介します。


野村開発株式会社 
不動産売買仲介部門 清水秀樹  TEL 0566-81-1736





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