【知立市/戸籍にフリガナ義務化】不動産契約にも影響あり? 野村開発

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リフォーム便利サポート地域情報
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こんにちは。 広報担当の佐藤です。
コラムをご覧いただきありがとうございます。
弊社は知立市を中心に不動産に関するサポートを行っている「住まいる大家族 野村開発株式会社」です。


先日、自宅に「戸籍のフリガナ通知ハガキ」が届きました。
(正式には「戸籍振り仮名登録に関する重要なお知らせ」と表記されています)

2025年5月26日から戸籍にフリガナが記載されるようになり、全国で通知ハガキが発送されています。
「そういえば戸籍抄本取ったとき、フリガナなかったかも?」と思われるかもしれませんね。あまり目にする機会がないことですし。
実は、不動産の世界にとっても大きな意味を持つ改正です。
賃貸契約・売買契約・登記申請など、私たち不動産業者が日々関わる手続きの多くは「氏名の正確な確認」が基盤です。
今回は、この制度が不動産契約にどのように影響するかを整理してみます。


戸籍フリガナ制度の背景
これまで戸籍には漢字の氏名しかなく、読み方は法律上保証されていませんでした。
たとえば「大谷」を「おおたに」か「おおや」と読むか、役所も銀行も判断できないことがあり、本人確認に手間がかかっていました。
野村開発のある知立市には、「高木」さんが多くお住まいです。
社内におります「高木」は「タカギ」さん、でも同じ漢字の「タカキ」さんも多くいらっしゃいます。

さらに、平成以降の「キラキラネーム」世代の増加で顕著になっていました。
「光宙(ぴかちゅう)」「黄熊(ぷう)」など、読み方が多様で想像が難しい名前が増え、学校・病院・行政サービスで混乱が生じていました。

そこで政府は、行政手続きのデジタル化やマイナンバー制度が進むなか、読み間違いによる事務処理のトラブルや不正利用を防ぐ目的で、戸籍に正式なフリガナを掲載することを導入決定しました。


では、不動産契約にどう関係するでしょうか。

1. 賃貸借契約の本人確認
賃貸契約の現場では、入居申込書・契約書・保証会社の審査で「氏名のフリガナ」を必ず記入してもらいます。
ところが、読み方が不一致だったり、書き間違いで保証会社の与信システムに弾かれることも少なくありません。
今後、戸籍に公式フリガナが記載されることで、本人確認書類との整合性が高まり、審査や契約時のトラブルが減少すると期待されます。

2. 登記・売買契約での効率化
不動産売買契約に伴う所有権移転登記でも、銀行ローン審査や司法書士による登記申請では「氏名(漢字)+フリガナ」の一致確認が必須ですが、読みが不明確なケースでは補正が必要になることもありました。
今回の制度により 戸籍と登記情報の整合性が高まり、手続きがスムーズ になることが期待されます。

3. 滞納トラブルや緊急連絡でも
私たちの現場では、家賃滞納者への督促や緊急連絡の際に「氏名の読み間違い」がストレスにつながることがあります。
正しく読めなければ信頼関係に影響することも。
戸籍フリガナ制度は 入居者との信頼関係維持 にも一役買うのではないでしょうか。



では、戸籍フリガナ導入で何が変わるでしょうか?


統一基準ができる
 今後は戸籍に公式のフリガナが記載され、それを基に住民票フリガナも統一されます。
住民票を提出いただく際に「この読み方で正しいのか」という疑問が減少します。
言い換えると、今までの住民票のフリガナは、自己申告。
転入届や出生届のときに、本人や親が書いたフリガナを、そのまま住民票に反映させる。
想像するに、記入がなければ窓口担当者が「多分こう読むだろう」と登録するケースも、昔はもしかしたら・・・。
つまり「正式な読み」を示す公的データではなく、自治体ごとにばらつきがある“補助的な情報”にすぎなかったのです。

本人確認の精度が上がる
 賃貸契約や売買契約では、住民票・運転免許証・マイナンバーカードなど複数の証明書を照合します。
戸籍フリガナが基準になることで、各証明書間の整合性が高まり、なりすまし防止や審査の効率化 に役立ちます。

キラキラネーム世代に明確な基準
 これまでは「光宙」を“ぴかちゅう”と読ませるのか“ひかる”なのか、書類ごとに扱いがバラバラ。今後は戸籍に記載されたフリガナが公式となり、契約書や登記における混乱が減ります。






では、届いた通知ハガキ、具体的にどうすればいいか、です。


1.確認するだけでOK
 正しければ手続き不要、そのまま戸籍に反映されます。


2.間違っていたら届出
 2026年5月25日までに役所・マイナポータル・郵送で修正可能。


3.手数料は一切不要
 戸籍のフリガナ登録・訂正は無料です。


4.詐欺に注意!
 最近「手数料が必要」「代行します」といった詐欺が横行しています。
 公的機関が金銭を請求することはありません。

 怪しい電話やメールは無視・通報しましょう。




今回の制度改正は、単なる形式の変更ではなく、不動産契約を含めたあらゆる契約実務の「基盤の精度」を高める大きな一歩です。
オーナー様・入居者様にとっても、安心と信頼性を高める制度改正だといえるでしょう。




野村開発株式会社 佐藤奈都子




(参考)

政府広報オンライン「戸籍にフリガナが記載。2025年5月26日以降に自治体から通知が届いたら必ず確認を!」

https://www.gov-online.go.jp/article/202505/entry-7609.html


総務省ホームページ「住民票等への氏名の振り仮名の記載について」

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/shimei_hurigana.html#:~:text=%E4%BB%A5%E4%B8%8B%E3%80%8C%E6%94%B9%E6%AD%A3%E6%B3%95%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%84,%E3%82%92%E4%BA%88%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82



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